国際基準の洗濯絵表示(ISO3758)

3月5日に3年に1度受講するクリーニング師研修に行ってきました。

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日進月歩で進化する繊維の事など勉強ですが、今回は特に平成28年度12月1日から衣類の新しい「洗濯の取り扱い絵表示」について勉強になりました。

国内外で表示が統一されることによって、消費者にとって衣類などを購入する際の利便性が高まるように国際規格(ISO 3758)の表示記号を用いることになりました。

話の中で気になった事は、

  • 何故日本がもっと早く国際規格に参加しなかったのか?
    1.日本の家庭での洗濯方法がパブリック型(縦型)の洗濯機が主流で欧米と検査基準の違いによるもの
    2.国際基準の絵表示が民間が登録していて使用するたびに金銭を払わなければいけなかった事が金銭の必要が無くなったから
    だそうです。
  • 日本製の衣類の絵表示と外国製の衣類の絵表示なのに解釈が間違っている可能性があること
    日本製の衣類には表示について「表示社名」(表示社名の氏名・住所又は電話番号)を付記して問い合わせい対して確実に連絡がとれることで。安心・安心
    しかしながら、外国製ではこの規定が無いと言うことで「表示者名」明記されていない事は責任の所在が不明と言うことは、連絡の取り様がない事で少し不安な面もあります。

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洗濯絵表示スゴロク

 

 

One thought on “国際基準の洗濯絵表示(ISO3758)

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